●日本酒の分類について●

純米酒や吟醸酒って、いったい何が違うの?と思ったことはありませんか?
さらに生酒、原酒・・・などなど、日本酒には専門用語がたくさんあります。
ネットショップ店長の私も最初はまったくわかりませんでした。

そこで、これくらい知っておけば大丈夫!と思う用語をご紹介いたします。


●原材料・・・米+米麹(こうじ)=純米酒●

ここでは、原材料に注目しましょう。
「純米酒」とは原材料に米と米麹だけを使用した日本酒のことをさします。
そのほかの材料が入ると純米酒ではなくなり、この後登場する「精米歩合」には関係ありません。


●精米歩合・・・精米歩合60%以下=吟醸酒、50%以下=大吟醸酒●

ここでは、精米歩合に注目しましょう。
「吟醸酒」とは玄米の表層部を削る精米工程において、元の重量に対する割合が60%(大吟醸は50%)以下、になっている日本酒をさします。つまり「原材料」とはほとんど関係ありません。
厳密には、麹米の重量や醸造アルコールの使用量、吟醸造り、など規定や違いがありますが、そこは日本の税務署に厳しく管理され、どの蔵も自信と誇りをもって造っているので、気にしなくていいでしょう!


☆まとめ☆  ・・・・・では、純米大吟醸とは? 

原材料が米と米麹のみ、精米歩合が50%以下、の日本酒です!!

●生酒●
製造工程で一度も火入れ(加熱処理)をしていない日本酒です。

●原酒●
市販されている日本酒は通常水を加えてアルコール分を調整していますが、それをしていないのが原酒です。

●無濾過●
市販されている日本酒は通常しぼった後に濾過の工程をしていますが、その濾過がない日本酒です。
澱(おり)が残り白濁しているものを販売しているところもあります。

●生酛(きもと)●
自然に発生する乳酸菌で酵母を増やす、伝統的な酒母(酛)の造り方でできた酒です。

いかがでしょうか?
本当に簡単ではありますが、参考にしていただけると幸いです。